日本ハムの万波中正外野手(23)が打撃タイトル「2冠」奪取に向け並々ならぬ意欲を燃やしている。
プロ5年目の和製大砲は今季開幕から右翼レギュラーに定着。強肩&長打を武器に攻守で活躍を見せている。特に攻撃面では飛躍的な成長を遂げ、30日時点でリーグ2位の20本塁打、同4位の61打点をマーク。本人も「(タイトルは)あきらめたくない。最後までくらいついていきたい」と力を込める。この強い思いがあれば高卒5年目での戴冠も夢ではない。
ただ、球界関係者の間では「万波の2冠の前にはあの男が立ちはだかるのでは」という声が大勢を占める。〝あの男〟とは昨季まで万波の同僚で現在21本塁打、71打点のソフトバンク・近藤健介外野手(30)だ。
前出関係者の一人がその理由をこう説明する。
「本塁打部門では近藤以外に現在22本の浅村(楽天)や20本のポランコ(ロッテ)、打点部門ではソフトバンク・柳田が近藤の数字に肉薄しています。ただ、いずれの選手も素晴らしい打者ではありますが今季は打撃に波があり、今後安定して成績を残していけるかは微妙なところ。その点、近藤はここ数年を見ても年間を通して安定した数字を残していますし、不調の期間が短いですから。万波の2冠も現実味はありますが、その最大のライバルと言われればやはり近藤が最も怖い存在になるはずです」
現時点で残り試合は日本ハムよりソフトバンクの方が5試合多い。明らかに「近藤有利」な状況だが、万波はそんな強力ライバルを押しのけタイトルを手にすることはできるのか。日本ハムの若武者に注目が集まる。












