右ヒジ靱帯を損傷したエンゼルスの大谷翔平投手(29)について様々な角度で議論されている。CBSスポーツの「ブーマー・アンド・ジオ」は28日(日本時間29日)にアメリカンフットボール選手から解説者に転身した司会のブーマー・アサイアソン氏とジェリー・レコ氏が語り合った。
アサイアソン氏は「大谷がトレード期限でヤンキースやメッツにトレードされた後でトミー・ジョン手術が必要だと判明したと想像したら…」と最悪の事態を想像すると「オー・マイ・ゴッド」と頭を抱えた。
一方のレコ氏は「まだ手術が必要かどうか分からないし、田中(元ヤンキースの田中将大)のように投げ続けられるかもしれない。どちらにしても彼を切望している球団が、巨額な二刀流契約をオファーする可能性があると思う。実際にこの週末中、そんな声をたくさん聞いた」と冷静に分析した。
大谷が2度目のトミー・ジョン手術を受けるか注目されている。アサイアソン氏は「手術が必要だと思う。仮にそうだとして、大谷はシーズン残り2週間でエンゼルスに、今季はこれで終わりにして手術を受けたいと申し出るのか。エンゼルスにとっては来年いないかもしれない選手だし、関係ない話だろう」と9月中の可能性を指摘。
一方、レコ氏は「いや、彼は60本塁打を目指しているから出続けたいだろう。チームが気にしないからこそ出続け、受けるとしたら10月のどこかで手術を受けるんじゃないか」とレギュラーシーズン後との見解を示すとこう続けた。
「ただ、田中のように投球できるとなった場合、彼にいくら払うべきかと考えずにはいられないのも事実。疲労によって今季を(投手として)終えられず、それが結果的に靱帯の一部断裂だった。当然、来年、再来年と、どんなふうに1年を過ごすのか、彼が最も必要となる9月、10月はどうなるのか気になる。よって彼の契約はこれまで以上に複雑なものになる」
二刀流の大谷にはここまで投手と野手の2人分、10年総額5億ドル(約732億円)が最低ラインと予想されてきたが、来年投球ができるか不透明な現状では“値付け”は難しい。投手・大谷の価値をどう算出するのか。各球団は頭を悩ませることになりそうだ。












