主軸2人が揃い踏みでアーチを描きながら痛い逆転負けとなった。3位・ソフトバンクが24日のロッテ戦(ZOZOマリン)に4―5で敗れた。
初回に柳田が18号3ランを放ち、4回には近藤が自己最多の70打点となる20号ソロで続いた。最大4点をリードしたが…。守護神・オスナが背中の張りで登板回避が決まっていた中で救援陣がリードを守れなかった。藤本監督は「逃げ切りたかったね。(打線も中盤以降)あと1本がね」と悔しさをにじませた。
痛い1敗となった。可能性がある以上、チームとしてV奪回を目指すのは当然のところ。しかし、12ゲーム差にまでなりマジック点灯目前の首位・オリックスを残り35試合で捉えることは前例のないミラクルが求められる。仮にV逸となれば2018、19年に続く下克上日本一にシフトチェンジしなければならない状況下で、球団内でも「2位と3位とでもCSを戦う上で大きく違う。まずは何としてでも」と〝次善の策〟として挙がってきているのが2位浮上の重要性だ。
今季に関しては過去2年でまったく歯が立たなかった敵地でのオリックス戦に6勝3敗1分けと勝ち越しており、対戦成績も五分。相手の最強エース・山本に対しても、全5敗のうちの3度の黒星をつけている。戦えていないわけではない。
ただ、このまま上位球団が変わらずフィニッシュしたと仮定すると、いずれにせよ今季も2度の3タテをされている鬼門・ZOZOマリンでのロッテ戦が立ちはだかる。過去を振り返っても嫌なイメージばかりがつきまとう球場で、相手・ロッテも本拠地で戦うCSはこれまで確実に突破してきている。難敵・佐々木朗がポストシーズンで復帰するかもしれない可能性を考えても、風のある同球場では防御率0・59と無敵を誇っており攻略の難易度は増す。
今カード3連勝なら順位を引っくり返すことができた。しかし、カード負け越しで逆に3・5ゲーム差に広げられた。25日からは5ゲーム差をつけている4位・楽天戦だ。とにかく一戦必勝で上位をうかがっていくしかない。












