指導者としてのチーム復帰はあるか。2021年に引退した元ソフトバンクのデニス・サファテ氏が、18日からの西武3連戦(ペイペイ)でチームの円陣に加わり強烈なメッセージを残すなど大きな存在感を発揮した。
サファテ氏は2017年に日本記録の54セーブをマークし、外国人選手初の正力松太郎賞にも輝いたレジェンドだ。ソフトバンクには8シーズン在籍。抜群のカリスマ性でチームの精神的支柱を担い、ブルペン陣を中心に常勝期の多くの選手に影響を与えた。
今回は19日に行われたセレモニーに合わせて来日。前倒しで18日の円陣にサプライズで登場し「ホークスは1位じゃないとダメなんです」などとゲキを飛ばすと、2戦目まで白星が続いたことから結果的に3試合すべてで声出しを行いナインを鼓舞した。
気になるのは指導者として再びユニホームを着る可能性だ。特に初戦はサファテ氏の強いメッセージに応えるかのように、打線が爆発し、先発・石川がノーヒットノーランを達成。モチベーターとしての本領を発揮した。球団フロントの一人は将来的なオファーの可能性について「チームのことも日本のことも熟知しているわけですからね。タイミングが合えばあってもおかしくないでしょう」と話した。
何よりサファテ氏自身もセレモニー後にテレビカメラの前で「どんな形でもオファーがあればイエスと言いたいと思う。自分は人に教えたり、人と共有することが好きな部分でもあるので」とコメントしている。「ノー」とは言いにくい質問でもあるが、決して単なる〝リップサービス〟ではないという。
今回、多くの選手、関係者と喜びの再会を果たしている。実際に求められるなら指導者としてチームに戻ることへの思いは少なからず持っており、何より大事にしている家族に関しても日本での生活は気に入っていて、コロナ禍が終息している現状であれば支障があるわけではないようだ。
最後の円陣では「ユニホームを着て一日ずつみんな終わりに近づく。過去は振り返っちゃダメです。その日はその日しかないので。今日一日、この日頑張るためにやってください」などとナインにメッセージを発信。その直後に「またね!」と言葉を残した。
球団の思惑と合致すれば、ユニホーム姿で再来日する可能性もゼロではない。













