エンゼルスの大谷翔平投手(29)に朗報だ。4月に左肩関節唇の損傷で手術を受け、今季絶望の可能性もあるとされていたローガン・オハピー捕手(23)が18日(日本時間19日)にメジャー復帰を果たし、本拠地アナハイムでのレイズ戦に「5番・捕手」で先発メンバーに名を連ねた。

 試合前に会見に応じたオハピーは「ここ最近では一番ハッピー。そのまま健康だったら取り組めなかった課題にも取り組めてチームを離脱した時より状態はいいと思う。(マイナーでの)最初の打席は、まるで自分が野球をしたことがないのかってくらいつらかったけど、10打席くらいで感覚が戻ってきたから、思っていたより早かった」と満面の笑みを見せた。

 大谷とオハピーの相性は抜群。4月21日に負傷者リスト(IL)入りするまでに4試合で組み、2勝無敗、防御率0・86。21イニングで被安打6、27奪三振、失点2で被本塁打0だった。開幕直後の投球を再現できれば、サイ・ヤング賞レースに参戦できる。

 また、7月9日のドラフトでエンゼルスに1巡目(全体11位)で指名され、入団したノーラン・シャヌエル内野手(21)が2Aから飛び級で、メジャー昇格を果たし、レイズ戦で「1番・一塁」でメジャーデビューする。2Aでは16試合で59打数20安打、打率3割3分9厘、1本塁打、12打点、15得点、16四球。40日でのメジャーデビューは今季のドラフト組では最速だ。

 メジャー昇格のニュースは昨夜聞いたと話し、両親や友人らも最初は信じてくれなかったという。「予想もしていなかった。2Aまではそこそこ速いペースで進んだけれど、自分はこれまで習ってきた野球をやってきただけ。6か月前に大学でやっていた自分の野球を続けているよ」

 また、ロッカールームで主砲トラウトと対面。「(トラウトと)話ができたんだけど、幼い頃からずっと憧れてきた選手。だから皆に会えてうれしいし、素晴らしい経験」と笑顔。一方、「大谷にはまだ会えてないんだ。話をするのが楽しみ」と目を輝かせていた。

 試合前の時点でワイルドカード圏内まで7ゲーム差と苦しい状況。若い力に期待だ。