東京女子プロレスのエースが、また一つ新たな勲章を手に入れた。「東京プリンセスカップ」決勝戦(13日、後楽園ホール)は、山下実優(28)が上福ゆき(30)を下し、悲願の初優勝を果たした。
いきなり上福からドロップキックによる奇襲攻撃を受けるも、すぐにミドルキックで反撃を開始。エルボー合戦にも動じず、持ち味の強力なキックで試合の主導権を握った。
その後も上福の攻撃をかわしつつ、ハイキックを駆使して徐々に追い詰めると、最後はスカルキックからクラッシュ・ラビットヒート(二段式ジャンピングニー)で完璧な3カウントを奪った。
試合後は「山下コール」に包まれた会場で「10年かけて…やっと取れました。うれしいね」と初制覇の喜びをかみ締めると、リング上にはプリンセス・オブ・プリンセス王座を保持する瑞希(28)が登場。
さっそく山下は「瑞希がそのベルトを持ってから、いつかそのベルトに挑戦したいという気持ちがあったけど、しっかりとした権利がないと、チャンピオンの瑞希の前には立てないと思っていた。今なら胸を張って、瑞希に挑戦したいと言える」と表明した。
すると瑞希も「(トーナメント)1回戦で(山下に)負けてから、すごく悔しかった。優勝してくれてありがとう」と受諾。「レッスルプリンセスIV」(10月9日・東京たま未来メッセ)での王座戦が決まった。
バックステージで山下は「まずはこのトーナメントを取れたことに対して、自分を褒めてあげたい」と自画自賛。その上で「10月まで時間はないので、すぐに切り替えていきたい。瑞希に勝って、あのベルトを持ちたい」と、単独トップとなる同王座4度目の戴冠へ力を込めた。












