西武・中村剛也内野手(39)が12日のロッテ戦(ZOZO)で値千金の11号逆転2ランを放った。これで通算本塁打数を465本とし、ライオンズのOBでもある歴代12位の土井正博氏に並んだ。

 この日の試合に「6番・DH」でスタメン出場した中村は、2打席凡退で迎えた、0ー1の6回一死一塁の第3打席でロッテ2番手・東條のスライダーを完璧にとらえた。

 打球はロッテファンの悲鳴の中、ライオンズファンの待つレフトスタンドに逆転の11号2ランとなって吸い込まれた。

 偉業にもかかわらず、中村のコメントはもちろん「打ったのはスライダーです。打てて良かったです」。普段と変わらず淡々としたものだった。

 通算本塁打数で恩師・土井氏に並んだ中村にとって、次に目指すNPB記録は田淵幸一氏の474本塁打となる。中村の上には、前人未踏の868本塁打をマークした王貞治氏を筆頭に、プロ野球の歴史を彩ってきた11人の大打者の名前がズラリと並んでいる。