先日18日、西武・川越誠司外野手(30)と中日・高松渡内野手(24)の交換トレードがまとまり両球団から発表された。

交換トレードで中日に入団した川越
交換トレードで中日に入団した川越

 川越は20日にバンテリンドームで入団会見に臨み「一から頑張ろうという気持ち。打撃が持ち味なので、そこを存分に発揮したい」と新天地での抱負を語った。

 2015年のドラフト2位で「投手」として西武に入団した川越は、18年のフェニックスリーグから野手に転向。19年からは「外野手」に登録変更し西武が待望していた左の大砲候補として、松井二軍監督(当時)のもと、ファームの4番として将来を期待されていた。

 しかし、西武で残した野手としての成績は実質4年間173試合で打率2割1分9厘、10本塁打、35打点という数字だった。

 19年オフの秋山流出以降、レギュラーが固まらない外野のポジション争いの中で、この6月で30歳を迎えた川越が求められて新たな環境へ移籍できたのは本人にとって、幸運なことだったのかもしれない。

 一方で、チーム周辺には「静かに〝山川組〟が解体されている」という見方もある。

 現在、強制性交の疑いで警視庁から書類送検中の主砲・山川穂高内野手(31)が目をかけてきた自主トレメンバーが、気付けば一人ずつ西武から消えていっている。事情はそれぞれだが、昨年から山田遥楓内野手(26=現日本ハム)、森友哉捕手(27=現オリックス)が他球団へ移籍。今回の川越のトレードで、昨年11月の山田の移籍から3人の〝山川組〟メンバーが新天地へと移ったことになる。

 果たして当の山川本人はどうなるのか。球団に残れるのか、それとも…。