私を本気にさせてみろ! 〝ミスター女子プロレス〟ことLLPW―Xの神取忍(58)が、スターダム戦士を一蹴した。

 19日のスターダム東京・大田区総合体育館大会で井上貴子、葉月と組み、ワールド王者・中野たむ&なつぽい&安納サオリと激突する。スターダム初参戦となる神取は「今回は『レジェンドの大会』ってオファーが来たから、業界を盛り上げるために出ることにした。来るもの拒まずだから」と語った。

 7月25日の会見では中野から「スターダムなめんじゃねえ」と襟元をつかまれる場面もあったが、鼻で笑い飛ばす。「いくら『このヤロー』って言われても、『お前、このアロハシャツいくらだと思ってるんだ』としか思わなかった。『こいつの首を取ってやる!』とかそういう熱いものが感じられなかった」とバッサリだ。

 これまで北斗晶とのケンカマッチや、天龍源一郎との壮絶な「顔面変形マッチ」などプロレス史に残る伝説的な試合を生み出してきた。天龍との試合を振り返り「当時の天龍さんからしたら、自分なんて『何者?』って話だよ。今のスターダムの選手と一緒? あ、そうだね。似てるね」ときっぱり。「天龍さんに本気で向かっていって、あそこまでボコボコにやってくれるってことは、ある意味自分の熱い思いを認めてくれたからだと思う。だから、そこが(中野らに)足りない」と指摘した。

 さらに神取は、天龍戦後に偶然会った〝破壊王〟こと故橋本真也さんからかけられた言葉を明かす。「橋本さんが『お前、良かったな。顔面一発でこれだけ体張って、仕事をしてるってわかるんだから、表、出て歩け。見せびらかしてこい』って言われて。『あ、そうか』と思ったし、怖いものがなくなった」

 その上でレジェンドは「あそこまでの試合は今の時代に合ってないからやらない。でも、スターダムの選手には、当時の自分くらいの気迫と殺気を感じさせてくれないと自分の視界には入らない」と言い切った。