巨人の原辰徳監督(65)は若きエースを責めなかった。

 10日の阪神戦(東京ドーム)で戸郷翔征投手(23)が1点リードの7回、自らの野選と中田翔のけん制捕球ミスで同点に追いつかれた。気落ちしたのか、二死一塁から近本に痛恨の2ランを被弾しKOされた。
 
 試合は2―5で虎に3連敗。3敗目(10勝)を喫した戸郷について聞かれた原監督は、「まああの、接戦だけど、やっぱ一本出るか出ないかというところですね。相手チームはいいところで一本出ている。まあ我が軍はもう一本というところでね。まあ3戦ともそうですね。まあそこですね」と力を込めた。戸郷ではなく攻撃陣に言及した。

 また阿波野投手チーフコーチも2ランについて、「近本選手のホームランを量産しているスポットというのは分析でも出ている。あそこにいってしまった。要求もそこだった」と戸郷だけではなくバッテリーとしてのミスとした。

 それでも首位・阪神に3タテを食らった事実は重い。戸郷は「先制点をいただいたのに、粘り切れなかったことがすべてです」と唇をかんだ。