西武は新外国人右腕、ブルックス・クリスキー投手(29=前ロイヤルズ)の入団会見を3日に行った。

 昨年はDeNAに在籍し、18試合に登板し1勝1敗1セーブ、防御率2・57の成績を残したクリスキーは「ライオンズという歴史あるチームでプレーできることをうれしく思っている。ピンチの場面で登板した時にはチームを救うピッチングをしたいし、1イニングだけではなく次のイニングも積極的に投げてチームに貢献したい」とブルペンでの献身的役割を誓った。

 直近15試合を12勝3敗(勝率8割)で駆け上がり、借金9ながらCS出場圏内の3位・ソフトバンクを5・5ゲーム差にとらえる西武は先月14日に守護神・増田につなぐ方程式の一角・森脇を「右上腕動脈閉塞(へいそく)症」により抹消。昨季、ともに60試合以上に登板し35ホールドポイントで最優秀中継ぎ賞を分け合った平良、水上が、今季のブルペンには先発転向、不振とそれぞれの事情で不在。来週から始まる4週連続6連戦の正念場を前に、ブルペン陣の補強強化は必要だった。

 当初から渡辺GMが「力強い真っすぐと、ウイニングショットであるフォークボールで三振を取れるところが魅力。日本でのプレー経験もあるので、即戦力になってくれると思いますし、大事な場面でのリリーフに期待しています」と語っていた右腕の加入が酷暑の中で快進撃を続けるチームにさらなる推進力をもたらすか。

 いずれにしても、チーム防御率リーグ首位(2・90)の西武はそのストロングポイントである投手力を前面に押し出し、借金18からの逆転プレーオフ進出を目指すことになった。