西武・高橋光成投手(26)が1日のソフトバンク戦(ベルーナ)に先発し、7回5四球ながら、4安打無失点7奪三振の力投で5―0の勝利に貢献。連続イニング無失点を「25」とし、8勝目(6敗)を挙げ防御率を1・96とした。

 1992年の郭泰源以来、球団2人目、2011年の日本ハム・ダルビッシュ有以来、パ・リーグ9人目の3試合連続完封勝利はならなかったが、昨年までの〝仮免エース〟ではなく完全なエースとしての投球だった。

 高橋は「毎回四球でランナーを出してしまって苦しかった。古賀がしっかり考えてくれて、僕(のよさ)を最大限引き出してくれる。まだまだ成長できると思うので、もっともっといいバッテリーになっていけると思う」と、この日2打点とバットでも援護してくれた女房役の献身に感謝した。

 松井監督も「そんなによくない中でも丁寧にしっかり抑えてくれた」と評価したエースには、昨年の契約更改で明らかになった、近い将来のメジャー挑戦の夢もある。

 今季から調査に本腰を入れるメジャー球団スカウトの中からは「これまでもスタミナがあることは分かっていた。今年は力を入れるところ、抜くところ、メリハリのつけ方がうまくなってゲームメーク能力が上がっている。飛び抜けたボールはないが、確実に試合をつくってくれる投手で、このままいけば(ローテーションの)3、4番手で評価してくれる球団は出てくると思う」との高評価も聞こえてくる。

 今季18試合中14試合でクオリティースタート(6回以上を自責3点以内)、うち11試合がハイクオリティースタート(7回以上を2自責点以内)という安定感が先発・高橋の評価を高めている。