これが大人の投球ということか。ロッテ・佐々木朗希投手(21)がオールスター第1戦から中4日での登板となった24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)で立ち上がりからフォークを多投。6回93球を投げて4安打1失点、9奪三振で自身2度目の4試合連続2桁奪三振と8勝目を逃したものの、粘りの投球で後半戦初登板を無難にまとめた。
自慢の剛速球は鳴りを潜め、この日最速は6回先頭・柳田にカウント0―2から内角をえぐった160キロ。大台に到達したのは1球だけだった。吉井監督も「あんまり調子は良くなかった」と評した状態で、直球は93球中40球。半分以上を占めたのがフォークで、初回は先頭・牧原大に2球続けてフォーク。いきなり三塁線を破られたが、2番・近藤にもフォークから入った。
近藤と柳田から空振り三振を奪ったのがフォークで、中村晃に先制打を許したのもフォーク。初回の牧原大、2回と4回に三森の盗塁を許したのも低めにフォークを投げたタイミングだった。それでも佐々木朗はフォークを〝マシマシ〟で投げ続け、9三振のうち7つをフォークで奪った。
0―1の9回二死一塁から飛び出した角中の逆転サヨナラ2ランで黒星も消えた佐々木朗は「角中さんがすごくて、さすがだった。チームが勝てて良かった」。悪いなりの投球も身につけた〝令和の怪物〟は、ベテランの一振りとチームの2戦連続サヨナラ勝ちを喜んだ。












