総力戦を宣言した〝5番勝負〟の初戦を落とした。ソフトバンクが12日の西武戦(北九州)に2―4で逆転負け。5連敗で3位に転落した。
オールスターを区切りとしての前半戦は、この日を含めてラスト5試合。西武戦は今井、平良。負けられない首位・オリックス戦は山下、山本に山岡が続くと見られる。チーム状態が良くないところに難敵揃いとあって踏ん張りどころ。
藤本監督は「相手もいい投手ばかり来る。ここでコケていたら離される。この5試合に関しては『先発は5回まででいいから全力で行ってくれ』と投手コーチに伝えている。(ブルペン総動員で)全員で行く。まずは1点、1点。先にこちらが取りたい。この5試合は高校野球のトーナメントのつもりで戦っていきたいと思います」と力強く口にして戦いに臨んだ。
しかし、流れが悪い時は得てして裏目に出てしまうものか…。先発・板東は5回に初めての走者を許してから崩れて2失点。被安打3で球数自体は69球だったが、6回二死二塁でヒットを浴びている中村を打席に迎えたところで交代を告げた。指揮官からすれば宣言通りの勝ちにこだわる継投だったが、そこから2番手・松本裕が勝ち越し打を許す結果となってしまった。攻撃でもエンドランを仕掛けるなど動いたが実らなかった。
専用ユニホームを着用して戦う毎年恒例の「鷹の祭典」も、これで今季3連敗。昨季からでいえば1勝11敗と強烈な相性の悪さとなっている。残りの鷹の祭典の6試合は、負けられないオリックスとロッテが相手。その点でも嫌な空気を払しょくしたかったが――。今カードが始まるまで8連敗中だった西武に痛い連敗となった。












