俺がアイツを受け入れられないワケは――。全日本プロレスのエース・宮原健斗(34)が、15日のノア後楽園ホール大会で一騎打ちする中嶋勝彦(35)との〝確執〟について口を開いた。
宮原にとって中嶋は、健介オフィス、ダイヤモンドリング所属時代に同じ釜の飯を食った先輩。2月の武藤敬司引退興行(東京ドーム)で行われた6人タッグ戦で約10年ぶりに遭遇し、今回の対戦につながった。
かねて不仲説がささやかれてきた2人。特に宮原は6月の会見で「この一戦に限っては、この会見以外で質問を受けるつもりはない」と宣言するなど嫌悪感をあらわにしていた。その詳細を聞くべく11日のトレーニング直後を直撃したが、やはり「話しません!」と拒否。それでも食い下がると「じゃあ、少しだけ…」と渋々取材に応じた。
まず中嶋を「苦手な存在」とする理由については「プロレス観が180度違うからです」ときっぱり。その違和感はキャリアのスタートから感じていたという。
「あっちは空手の王者として才能を見抜かれてスカウトされた。かたや僕はプロレスが好きで一般オーディション。だから価値観が違うんだろうなって、健介オフィス時代から思ってたんです」
宮原はハルク・ホーガンに憧れてプロレスラーを志した。それが今のファイトスタイルにもつながっており「僕は入場で魅せたりすることも含めて『明るく楽しく激しい』を目指してきました」。一方で中嶋を「あっちは激しさが目立っている、というか『明るく楽しく』を必要としていないと思う。つまり相いれないんです」と強調する。
これを踏まえ「だから向こうのスタイルを認めると自分を否定することになるんですよ」と吐き捨てた。「でも、今現在は僕が最前線ですから。15日はそれを満天下に示すことになると思いますよ」。積年の思いが交錯する一戦となる。












