マウンドに立てば球宴のパ・リーグ最年長登板となる。ソフトバンクのベテラン左腕・和田毅投手(42)が5日、監督選抜で7年ぶりのオールスターに選出された。

 今季は5勝を挙げて先発ローテで存在感を発揮している。4日の日本ハム戦(ペイペイ)では左前腕の張りにより4回途中で降板して心配されたが、診断も受けて大きな問題はなかったという。「選ばれるとは全く思ってなかった。本当にビックリしました。投げるときはファンの皆さんに楽しんでもらえるような投球をしたい」と意気込みを口にした。

 現在、42歳4か月。目下、球団最年長勝利記録を更新中だ。その他さまざまな記録更新がついてくる登板が増えてきている。細かなものでも一つ一つの〝勲章獲得〟が大きなモチベーションにもなりそうなところだが、意外にもその点には無頓着。「僕自身はそこまで意識してないというか、正直、言われて知ることのほうが多いくらいで。周りの皆さんが喜んでくれたりするのでうれしいですけどね」と話す。

 昨季41歳にして自己最速の149キロをマークしたように日々進化が目標。そういったものを上回る根本的な原動力として「僕の場合は投手だからということもあるんじゃないですか。目の前の試合で、これまでより良い投球をしたい、良いボールを投げたいというところを目指していけますしね」と続けた。

 常に完全燃焼しながら登板を積み重ねている和田。夢の舞台でも衰え知らずの投球に注目が集まりそうだ。