勢いをそがれるわけにはいかない。5連勝中の首位ソフトバンクは、4日から日本ハムとの本拠地3連戦(ペイペイ)に臨む。初戦の先発を託される和田毅投手(42)は「チームもいい流れになってきている。自分もその流れに乗せてもらえるように投げたい」と、今季チーム最長6連勝がかかる試合に向けて腕をぶした。
気を引き締めて臨む勝負どころだ。相手は10ゲーム差の4位だが、チーム内には総じて「難敵」のイメージが定着している。和田もその一人で「若い選手が多くて、日々力をつけている。すごくいいチーム。前回(5月24日、5回1失点で白星)の試合からまた変わった戦い方ができるようにしたい」と警戒。前回対戦時にはいなかった加藤豪や清宮の名前を挙げて、分析に余念がない様子だった。さらに「自分が受け身というか、打たれるんじゃないかと思わずに、逆にこっちが挑戦者じゃないけど向かっていくというか、胸を借りるぐらいの気持ちでドンドン攻めていきたい」と自らを鼓舞するほどだった。
他の投手からも「万波の怖さが増している」「新庄監督の意表を突く野球は頭の片隅に入れながらっていうのはある」など、現場の警戒度は相変わらず高い。昨季の直接対決は13勝11敗1分け。なんとか勝ち越したが、最終的に16・5ゲーム差の最下位に沈んだ相手に苦戦した印象は強い。今季も7勝4敗とリードしているが、カード別ではワーストの14本塁打を浴びている。かねて藤本監督は「みんな思い切り振ってくる。若い選手ばかりであれだけ振ってきたら怖い。新庄効果じゃないですか」「日本ハムも調子いいし、パ・リーグ(のペナント争い)は本当に分からない」と地力がついてきた〝新庄ハム〟に不気味さを抱き続けている。
チームは5連勝の間、すべて逆転勝ち。救援陣が盤石で、打線も活発化し、途中出場組が勝利に貢献するなど連勝街道がこのまま伸びる要素は多い。4日からは再入団したデスパイネが一軍に合流予定で、さらに戦力は充実の一途だ。不気味さが増す難敵を叩き、さらに勢いづけるか。












