阪神は2日の巨人戦(東京ドーム)を2―2でドロー。2位・DeNAが中日を下したため、ゲーム差は1・5に縮まった。
勝ち切れなかった――。だが、決して〝痛み分け〟という試合内容ではない。岡田彰布監督も「そら、ええ試合やろ。こんなゲームはなかなか見れへんと思うで」と、延長12回を戦い抜いた自軍ナインたちを試合後は穏やかな笑顔で称えた。
先発・才木は5回2失点の内容で早々にマウンドを降りたが、後を受けた中継ぎ6投手が計7イニングを1安打無失点でシャットアウト。野手陣も好守を連発し、投手陣を盛り立てた。
8勝14敗1分けと苦しみに苦しみぬいた6月は、中継ぎ陣に黒星が多くつき、野手陣の失策数も増えていた。だが、岡田阪神の身上である〝守りの野球〟を存分に披露した3時間45分の熱戦は、チームの〝潮目〟が再び変わりつつあることを濃密に示唆している。
岡田監督と巨人・原監督はアマチュア時代からの好敵手。囲み取材の最後に「3日間、原さんとバチバチにやりあいましたね」と水を向けられると「疲れたわ。フフフ。もうちょい早よ終わるつもりだったのにな」と充実感を漂わせた笑顔を浮かべ、球場を後にした。












