女子プロレス「スターダム」の敗者強制ユニット脱退ケージマッチ(25日、東京・国立代々木競技場第二体育館)は、鹿島沙希(30)が極悪ユニット「大江戸隊」から強制脱退となった。
同じ大江戸隊の刀羅ナツコ、渡辺桃、スターライト・キッド、琉悪夏、吏南と組み、クイーンズクエスト(QQ)の林下詩美、上谷沙弥、AZM、レディ・C、妃南、天咲光由組と激突。
もともと上谷と詩美の不仲が原因で本ルールが採用された上に、凶器の持ち込みも可能となり、普段から凶器攻撃を得意とする大江戸隊にとっては有利な状況が整っていた。
試合のゴングが鳴ると両軍が一斉に殴りかかり、大乱闘。仲間が次々と金網から脱出する中、人影に身を潜めていたのが鹿島だ。試合が中盤になり、やっとの思いで金網を抜け出そうとするが、場外にいたAZMに消火器で攻撃され、リングに戻されてしまう。
消火器攻撃の威力にのたうち回っていると、リング内には刀羅、詩美と3人しか残されていない。刀羅が金網上から詩美にスワントーンボムを炸裂させて場外へ逃れると、鹿島も後に続こうと立ち上がった。
だが、詩美に足をつかまれ、投げ捨てジャーマンでぶん投げられてしまう。絶体絶命のピンチを迎え、最後は先に金網を抜けた上谷が詩美をアシスト。ケージの中に取り残された鹿島の敗北が決定した。
まさかの結果にあぜんとしていると、仲間だった大江戸隊に集中攻撃を見舞われてしまう。さらに刀羅からは「何負けてんだよ! お前が弱いせいで私たちが恥をかいた。お前なんていらないよ。お前は強制追放だ!」と通告された。
その光景を見ていたQQのAZMからは「おい、鹿島沙希。お前にはハイスピードのベルトも取られて散々だったけど、抜けてこれからどうするんだ。AZM先輩と組んじゃう?」と救いの手が差し伸べられたが、鹿島は応じることなく一人でリングを後にした。
バックステージでは「負けて脱退は事実だけど、マイクで言われたように強制追放。これが答え合わせかなって自分の中で思った」と語り、最近は大江戸隊内で孤立していたことを告白。
「負けて悔しいとかよりもスッキリしたよ。今日から沙希、無所属だね。どうしようかな」と悲しそうな表情で去っていった。













