新日本プロレスのオカダ・カズチカ(35)が、真夏の祭典「G1クライマックス」(7月15日、札幌で開幕)の〝グレードアップ〟を予告だ。祭典のシステム変更が物議を醸す中、25日(日本時間26日)の米AEWとの合同興行「Forbidden Door」(カナダ・トロント)でブライアン・ダニエルソン(42)とのドリームマッチを制し、大会3連覇への弾みとハクをつける。
今年のG1は史上最多32選手が出場し、4ブロック制で行われる。出場枠に関しては内藤哲也が「多すぎる」と指摘し、大きな波紋を呼んだばかり。オカダも「やっぱりG1の価値というのは…簡単に出られるというのも、僕はあまりよくないかなと。本当にクオリティーの高い戦いをじっくりする、ということの方がよかったんじゃないかなと思います」と同様の考えを示した。
もう一つの大きな変更点となる、試合時間が30分1本から20分1本勝負になったことには、一定の理解を示す。大張高己社長の「スピーディーな試合展開を期待して」という説明に対し、オカダは「そんな軽く言わないでほしいですよ。スピーディーって何?って感じですね。じゃあ秒殺して終わればいいの?って」と疑問を投げかけつつも、新ルールを受け入れることに抵抗はない。
「プロレスとしての〝間〟を楽しむことはできなくなってしまうのかなと。でも、時代も変わって、そんな間は古いと言われるかもしれないですし。若い子たちなんて、何でも短くなってるじゃないですか。動画見るにしても音楽聴くにしても。そういう意味では、今の時代に合っているのかもなと思います」
ともあれ、狙うは史上初の3連覇だ。4月両国大会でIWGP世界ヘビー級王座を失って以降はシングル戦線に興味を示してこなかったが、ブライアンとの試合が決定したことで、一気にスイッチが入ったという。
「その戦いを提供できるというだけで、楽しみですね。プロレスファンの皆さんがワクワクしてくれるマッチメークというか。日本でそんなカードってないわけじゃないですか、なかなか。そんなに簡単にできる相手ではないと思いますし、日本代表の気持ちでって感じですね。負けたら日本のプロレスがダメだと思われてしまいますし」と目を輝かせた。
出場枠の拡大で「G1の価値」が問われる中でも、大きな注目を集める超ビッグネームとの夢対決を制して乗り込めば、大会のグレードはおのずと高まる。
「ああやって世界中が話題にしてくれてる戦いができるっていうのは、僕もレスラーとしての価値があるというか。ブライアンで勢いを取り戻して、世界中にオカダ・カズチカを広めて、またG1に戻ってきたいですね」
レインメーカーが、カナダでその真価を発揮する。












