勝ち切った。広島は14日の楽天戦(マツダ)に9回、4―3で今季3度目のサヨナラ勝ち。先発・九里が7回2失点の粘投を見せ、打線も12安打で4得点を挙げた。交流戦は7勝7敗で勝率を5割に戻し、再び4位に浮上した。

 ヒーローは野間峻祥外野手(30)だ。まずは2―2の7回無死一、二塁で一時勝ち越しの適時打。そして3―3の9回一死二塁で相手守護神・松井裕から打った打球は一塁ベース直撃して右前にバウンドし、これがサヨナラ打となった。

 お立ち台に上がった野間は「後ろにつなぐ気持ちでいった」と9回の打席を振り返った。そしてサヨナラ打に「ファーストゴロかなと思ったんですけど、ベースに当たってくれて〝ラッキー〟と思いました」と笑顔で語った。

 7回無死一、二塁では野間にはバントのサインが出ていたが、2球ファウルして追い込まれた。これを取り返す適時打に新井監督は「(バント)送りのところで失敗はあるんでね。しっかり取り返してくれましたね」と話した。

 交流戦は首位と2ゲーム差の4位タイと好位置に付ける。指揮官は「いい位置にいるので、残り4試合ですかね。ガンガン行きたいと思う」と話し、交流戦優勝についても「チャンスがあるから狙うに決まっている」と意気込んでいた。