巨人は8日のオリックス戦(京セラ)で延長10回に6―0で劇勝。2カードぶりの勝ち越しで勝率を再び5割に戻した。
0―0のまま延長戦に突入した途端、戦況が一変した。二死から梶谷の右前打を皮切りに打線がつながって満塁に。この日、ベンチスタートだった代打・丸が値千金の満塁本塁打をバックスクリーンにブチ込み、一挙4得点。さらに、ベンチの興奮が収まらない中、大城卓が右前打で出塁すれば、ウォーカーが2戦連発となる6号2ランを右翼席へ叩き込み、完全に息の根を止めた。
試合後の原辰徳監督(64)は「2アウトから。野球というのは本当に難しいというかね」と語り、丸を代打で送り出すタイミングについては「あの場面で、と思っていました」と明かした。そして、ウォーカーの一発に話題がおよぶと思わぬ〝原節〟が炸裂した。
「なんか前半は〝弟〟なのかね。よく分かんなかったけど、最後の打席は大きいですよね」
ウォーカーに限ったことではないが、相手先発・山岡の前に打線は7回までわずか3安打に抑え込まれた。前夜は5安打の大暴れをみせたウォーカーも中飛、一飛、空振り三振とサッパリだった。それが終盤になると9回の第4打席で三塁への内野安打に特大弾。まるで別人のような活躍ぶりに「弟」と表現したようだ。
ウォーカー本人は「最初の3打席は凡打で倒れたんだけど、ヒットとホームランが出たので明日もいい感じで迎えられると思います」と笑顔。何はともあれ、勝利後だけに誰もが上機嫌だった。












