阪神は8日の楽天戦(楽天モバイル)に4―6で悪夢の逆転サヨナラ負け。4―3と1点リードの9回のマウンドを託された守護神・湯浅京己投手(23)が、二死から小深田に3ランを被弾し、パ・最下位の楽天に敵地でカード負け越しを喫する形となった。

「自分の力不足です」。若きクローザーは必死に声を絞りだし、宿舎へと向かうバスへ乗り込んだ。2者連続四球で一、二塁のピンチを招くと、この日ここまで無安打と精彩を欠いていた小深田に146キロの初球ストレートを狙い打たれた。白球は無情にも右翼席へ。楽天ナインが歓喜の輪をつくる中、背番号65はぼうぜんとした表情でグラウンドを後にした。

 湯浅は3日のロッテ戦(甲子園)でも1回3安打3失点の内容でセーブに失敗。制球が定まらぬ不安定な投球内容が続き、防御率は3・55にまで悪化した。

 試合後の岡田監督は「力みがある? そんなんオマエ、かばうような言葉はないけどな。今はちょっとしんどいやろ。四球がどんだけ点に絡むかっていうな。ストライクが入らんとのう」と湯浅についてコメントし、今後の起用法を見直していく可能性を示唆した。