広島は6日の日本ハム(エスコン)に3―2と逆転勝ち。抑えから配置転換中の栗林良吏投手(26)がプロ3年目で初の勝利投手となった。

 2日に再昇格してから3戦目。1点ビハインドの7回2番手で登板した右腕は「もう5敗もしているし、これ以上チームに迷惑をかけられないと思って、ガムシャラに腕を振るだけだなと思って」と二死から加藤豪に安打1本を喫したものの、1回を無失点で抑えた。

 その直後の8回に味方打線が試合をひっくり返し、勝ち投手の権利が転がり込む展開に。「逆転してもらってからは、祈ることだけでした」と後を受けた8回を島内、最終回を矢崎が締め「めちゃくちゃ、うれしい」と、プロ初星に笑顔を見せた。

 今季も不動のクローザーとして期待されたが、開幕から状態が上がらず、二軍調整も経験。プロ入り後、最も苦しんでいるシーズンとなっているだけに、新井監督も「どんどん状態を上げていってもらいたい」と、この勝利を機に悩める右腕の完全復活を期待した。