広島は6日の日本ハム戦(エスコン)に3―2と逆転勝利を飾った。試合後の新井貴浩監督(46)が「本当にいい攻撃でしたね」と激賞したのが1点を追った終盤8回だ。
日本ハムのベテラン左腕・宮西から秋山がしぶとく中前へと運ぶと、続く4番・マクブルームも8球目を選んで一、二塁の好機に。ここで西川が勝負強さを発揮した。フルカウントから3球ファウルで粘った後、宮西の直球を左前へ運ぶ同点適時打。「2アウトからつないでくれたので、何とかバットに当てれば、と食らいついていった結果」(西川)と2―2の同点に追いつく。
すると新井監督のタクトも冴えを見せた。日本ハムベンチが4番手・玉井にスイッチしたところで、なおも一、三塁で6番・上本に松山竜平外野手(37)を投入。鯉の代打の切り札はカットボールに詰まりながらも左翼線へと落とし、3―2と逆転に成功した。
松山は「逆方向を意識していたから、ああいう風に落ちてくれたのかな」とドンつまりながらも、測ったように左翼線ギリギリに落ちた一打にニンマリ。指揮官も「松っちゃんのは、すごく難しいボールだった」とベテランの一打を持ち上げた。
終盤の粘り腰で、交流戦としては3カード目で初めて初戦に快勝。再び貯金生活に入った新井監督も「いいカード頭だった。内容的にもすごく良かった」と再浮上へ手応え感じる1勝となった。












