WWEのPLE「ナイト・オブ・チャンピオンズ」(27日=日本時間28日、サウジアラビア・ジェッダ)で、〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナー(45)が〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデス(37)に雪辱を果たした。

 6日のプエルトリコ決戦「バックラッシュ」では大流血の末に、キムラロックを切り返されフォール負け。だが、前回ロウでコーディを襲撃し、キムラロックで左腕を破壊していた。

 中東でのリマッチに、コーディは左の前腕に黒いサポーターを巻いて痛々しい姿。負傷した左腕には骨折の情報もある中、決死の覚悟でリングに上がった。これを見てうすら笑いを浮かべたレスナーは、序盤から「スープレックス・シティー」を敢行。豪快なフロントスープレックス3連発でコーディを叩きつけた。

 いきなり劣勢となったコーディだが、左腕に硬く巻かれたサポーターでレスナーを殴りつけると効果は絶大。意外な〝新兵器〟で反撃を開始し、ディザスターキック、コーディカッターから必殺のクロスローズ2連発を見舞った。

 だが、ビーストは3発目のクロスローズを切り返して、下からキムラロックでコーディの左腕をがっちり捕獲。コーディは前回の対戦同様に前方に体重かけてフォールを狙ったが、レスナーは逆に自ら後方に回転して体勢を入れ替えた。同じ失敗は犯さず、正面からコーディの左腕をぐいぐい締め上げた。

 それでもコーディは何とかロープブレークで逃れると、F5を回避して3発目のクロスローズ。必死のレスナーも、3カウントは許さない。両者死力を尽くした大激闘は、ビーストがF5でコーディをマットに打ちつけてから、再度のキムラロックだ。正面から左腕を絞り上げると、コーディは激痛のあまり失神…。タップはしなかったものの、レフェリーが危険と判断して試合を止め、レスナーが壮絶な失神TKO勝ち。リベンジに成功し、対戦成績は1勝1敗となった。

 また、新設された世界ヘビー級王座決定戦は、セス・ロリンズがAJスタイルズにペディグリーからストンプで勝利。トリプルHから新ベルトを贈呈された。ベッキー・リンチとトリッシュ・ストラタスの新旧女子レジェンド対決は、ゾーイ・スタークのアシストを受けたトリッシュがストラタス・ファクションを決めてベッキーを下した。

 最終メインのWWE統一タッグ王座戦は、王者のサミ・ゼイン&ケビン・オーエンズがWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ&ソロ・シコアを破って防衛に成功。レインズはいとこで前王者組ウーソズ(ジミー&ジェイ)のジミーから、スーパーキックを連打されるまさかの展開。最強ユニット「ザ・ブラッドライン」に、大きな亀裂が入る事態となった。