新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」16日秋田大会のAブロック公式戦で、IWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)がSHO(33)に制裁を加え2勝目をあげた。
ヒロムは14日名古屋大会でリオ・ラッシュに2敗目を喫した直後に、バックステージでSHOにの襲撃を受けていた。この日の試合前には「ハウス・オブ・トーチャー」のEVILに続いてSHOが私服姿で入場し、ヒロムの欠場を一方的に発表。まさかの不戦敗かと思われたヒロムだったが、2人が花道から退場しようとしていたところに現れドロップキックを発射する。両腕はテーピングでグルグルに固定されており、どうやら試合前に拷問の館によって不当な拘束を受けていた模様だ。
すったもんだの末に開始された公式戦でも、要所要所でEVILの介入を受けるなど、拷問の館のダーティーファイトに苦しんだ。パワーボムを切り返してD(変型三角絞め)に捕獲したヒロムだったが、EVILがレフェリーの目を盗む間にサミングを受けて脱出される。
さらにEVILからSHOにトーチャーツール(レンチ)が渡りまたもピンチに陥ったが、ヒロムはこれを阻止して奪うことに成功。自身が凶器攻撃を受けたかのようなアピールをしてSHOに対するレフェリーのチェックを誘い、EVILにトーチャーツールをさく裂させた。
邪魔者を試合から排除し1対1の戦況を作り出すと、SHOには〝掟破り〟のEVIL(変型大外刈り)を発射。TIME BOMBⅡからTIME BOMBでたたみかけ、鮮やかな逆転勝利を収めた。
最後まで反則三昧だったSHOとの公式戦を制したヒロムは「先輩が正直に言ってやるよ。こんなくだらない試合をするようになって、プロレスの戦い方、楽しみ方、やり方、忘れただろ? 不思議だよね。人ってさ、一歩道を外れただけでこうなっちゃうんだよ。こんなつまんない人間になっちゃうんだよ」と痛烈批判。「来年は頼むからBOSJには出ないでくれ。お前の枠がもったいなすぎる。どれだけのレスラーがこのBOSJに来たがっていると思う? お前なんかにそのチャンスが、楽しさが奪われてるのが悲しいよ。BOSJに出られるレベル、面白さじゃねえぞ、お前!」と、来年大会の出場資格剥奪を通達するなど、珍しく怒り心頭だった。











