WWE殿堂者で元WWWF(WWE)ヘビー級王者のスーパースター・ビリー・グラハム氏(79)が、生命維持装置につながれ危険な状態にあることがわかった。
グラハム氏の妻ヴァレリーさんが、同氏のフェイスブックに「私の夫のために、すぐに祈ってください。医師は今夜、彼から生命維持装置を取り外したいと言いましたが、私は拒否しました。彼はファイターであり、彼の体はそうでなくても、彼の意志は強い。神様が私たちの希望です」と記した。
クラウドファンディングサイト「GoFundMe」でグラハム氏の医療支援のために立ち上げられたページによれば、同氏はメイヨー病院の集中治療室(ICU)に3週間以上滞在。「耳と頭蓋骨に大きな感染症」があり、「うっ血性心不全、糖尿病、感染症による難聴など数えきれないほどの深刻な健康問題」を抱え、この3週間で体重が45キロも減ってしまったという。
こうした状況を米ニュースサイト「TMZスポーツ」などが報道。米マット界でWWE殿堂者の病状が心配されている。
アリゾナ州パラダイスバレー出身のグラハム氏はボディービルで活躍した後に、1970年にプロレス転向。193センチ、125キロ、上腕筋56センチのボディーで一躍スター選手となり、74年9月にIWA世界ヘビー級王者として国際プロレス参戦で初来日を果たした。入場時には、ロックミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」のテーマ曲が流され、これが日本マット界の入場テーマの草分けとされる。
76年には新日本プロレスに参戦。アントニオ猪木ともシングルマッチで対戦した。77年にブルーノ・サンマルチノを破りWWWFヘビー級王座を奪取。悪党として初のチャンピオンとなった。80年代に入るとステロイド剤使用の影響などで体調を崩すことが多くなり、87年に現役を引退。94年に故郷の教会に戻って伝道師となり、2004年にWWE殿堂入りを果たした。












