WWEの〝ザ・ビースト〟ブロック・レスナー(45)は「フリーエージェント」となることが決定した。

 前回のスマックダウン(SD)に続き、今週のロウ(テキサス州フォートワース)でもブランド間の選手移動「WWEドラフト」が行われた。オープニングでドラフト結果を公表したCCO(最高コンテンツ責任者)の〝ザ・ゲーム〟トリプルHが、最初に名前を挙げたのがレスナーだった。

 トリプルHは、レスナーがWWEと再交渉し、フリーエージェントとしてロウとSDの「どちらのブランドにも登場できる」と発表した。前回2021年10月の「WWEドラフト」でもフリーエージェントの立場だったが、今回のドラフトではレスナーもどちらかのブランドに指名される対象となっていた。それが一転、他のフリーエージェンド選手と違い、両番組への出場権が与えられた〝特別待遇〟を手に入れた。

 さらに、副社長の〝HBK〟ショーン・マイケルズと、WWEオフィシャルのアダム・ピアースが次のドラフト結果を公表しようとした際に、ビーストが会場に姿を現した。6日(日本時間7日)のPLE「バックラッシュ」(プエルトリコ・サンファン)では、遺恨が生じた〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスと一騎打ちする。レスナーはピアースの制止を振り切ってリングに上がると「フォートワース、テキサス! この州で唯一本物のカウボーイを見ている気分はどうだ?」と話し始めた。

 観衆から大ブーイングが上がると、ピアースは大勢のセキュリティースタッフを引き連れ、レスナーとコーディの接触を避けようとしたが、レスナーは「悪いけど、それ以上の人数が必要だぞ」と言ってのけた。ここでコーディのテーマ曲が鳴り響き、故ダスティ・ローデスの息子はレスナーを背後から急襲。右フックをくらわせ、レスナーを場外へと追いやった。

 追撃に出るコーディがスタッフ総出で止められると、レスナーは笑みを浮かべながら「かかってこい」のポーズ。特別待遇の「フリーエージェント」らしく、強烈な存在感を放ちながら笑顔で引き揚げていった。

 また、日本人スーパースターはドラフトで、〝女帝〟アスカがSDに移籍、戸澤陽はロウ残留が決定。中邑真輔はロウ、イヨ・スカイはSDに移籍することが決まっている。