西武・栗山巧外野手(39)が23日のオリックス戦(京セラ)で4打席連続四球を選び、史上17人目の通算1000四球に第1打席で到達。通算四球数を一気に1003まで積み重ねた。

 2ストライクと追い込まれてからでもカウントを作っていける能力は球界随一。その能力を知る元同僚のオリックス・森友哉捕手(27)は、フルカウントとされた時点で強引な勝負はあきらめていた。

 2000安打に続く金字塔に栗山は「それだけ多くの打席に立たせてもらったということ」と歴代首脳陣に感謝しながら、22年間のプロ生活で身に着けた〝四球観〟を語った。

「昔は1番に片岡さんがいて3番に中島さんがいた。強引に行くところと、あかんところがあって。何とかつないでいくところでは四球もひとつあるのかなという感じ。上位を打っていれば3、4、5番までつないだら点になる可能性がある。5、6、7(番)を打ち始めたら自分の打順より後ろは弱くなっていくので、打てる球を打ちに行くという感じになる。ボクの前を打ってくれる打者が誰かにもよるし、いろんな条件が重なって(四球が増えていった)」

 一方でストライク、ボールの見極めに関する思考は至ってシンプルだ。

 栗山は「自分が打てると思ったらストライクやし、打たれへんと思ったらボール球。もっと言ったらバットに当たるところがストライクで当たらんところがボール球。シンプルなものの積み重ねなんですよ。もし早いカウントで打つ自信があったら四球ってそんなに増えへんし、難しいところではあるんですよ」とその極意と奥深さを語っていた。