最大の難所を乗り切った。体操の全日本個人総合選手権3日目(22日、東京体育館)、女子決勝が行われ、予選2位通過の渡部葉月(18=筑波大)が合計106・963点で初優勝。宮田笙子(18=順大)が2位、岸里奈(15=戸田市スポーツセンター)が3位だった。
負のイメージを払拭した。トップで迎えた最終種目の床は、一昨年、昨年と転倒していた。それでも「頑張りすぎずにいつも通りやろうと。最初の技で張り切りすぎないように、少し力を加減した」と冷静に対処。大きなミスなくまとめ上げた。0・166点差という僅差での勝利に「4月から環境が変わって不安なこともあったが、落ち着いて演技ができた。周りの支えてくださったみなさんのおかげ」と感謝の言葉を口にした。
昨年の世界選手権は補欠から繰り上げで出場。種目別の平均台で日本女子最年少金メダリストとなった。歴史に名を刻んだが「個人総合でトップを争える選手になりたい」とさらなる高みを見据えている。世界選手権の代表はNHK杯(5月20、21日、東京体育館)の結果を踏まえ、5枠中4枠が決まる。「優勝することができてうれしいが、気持ちを切らさずに、しっかりと練習を積んで、確実に世界選手権の権利を取れるようにしたい」と意気込んだ。
伸びしろは無限大の18歳。まずは自らの力で世界への扉を切り開く。












