これぞ3度目の正直だ。中日のドラフト1位ルーキー・仲地礼亜投手(22)が驚異の修正力を見せた。
19日にウエスタン・リーグの広島戦(ナゴヤ球場)に先発し、7回途中を7安打ながら6奪三振で無失点の好投を披露。二軍戦3度目の登板でようやく本領を発揮した。前回9日の同ソフトバンク戦(ナゴヤ球場)では5回途中を7安打5失点で降板。前々回2日の広島戦(由宇)では3回途中を8失点と2試合連続でKOされていた。
それだけに「前回、前々回と結果が悪かったので今回はどうしても抑えたいという気持ちはあった。立ち上がりが課題なので、今日はそこをしっかり抑えて、その結果、いい方向につながったと思う」と振り返った。
山井二軍投手コーチのアドバイスが奏功した。「山井コーチもあまり立ち上がりが得意じゃなかったみたいで(投球前に)ブルペンで2回(肩を)つくることを教えてもらった。30球を投げるにしても、まず20球を投げていったん間を空けてからもう1回10球を投げた。それを初回の前の1イニングと考えるようにしてマウンドに行った。考え方の問題だと思うが、それが結構、良かったので続けてみようと思う」と感謝する。
この日、最速は149キロをマーク。直球だけでなく、ツーシームやスライダーなどの変化球もキレ味は抜群だった。「今日はスピードよりもゼロで抑えることを目標にして、その結果、力も抜けてスピードも出て、良いボールがいった。いろんな変化球も使えたし、落ちる系の球が一番が良かった」と納得の表情を浮かべた。
しかし、中日二軍は2―3で敗れ、1分けを挟んで13連敗。二軍では昨年6月も13連敗を喫しており、これで球団ワーストタイ記録となった。ウエスタン・リーグの連敗記録は1961年、2011年に広島が記録した「16」で、あと3つまで迫っている。ドラ1・仲地の好投など明るい材料もあるが、二軍とはいえ、球団ワースト連敗の更新を何とか阻止したいところだ。












