勢いを増す獅子の前に連敗を喫した。首位・ソフトバンクは19日、西武戦(ベルーナ)に2―3で敗れ、2連敗。前日に続いて2位・西武に辛酸をなめ、辛うじて首位の座はキープしたもののゲーム差なしにまで詰め寄られた。
先発・東浜巨投手(32)がリズムに乗れなかった。初回一死から若林を追い込みながらも高めのカットボールをとらえられ、バックスクリーン右への先制ソロを被弾。3回までは何とか最少失点でしのいだが、同点の援護をもらった直後の4回一死一塁からマキノンに内角寄りのシンカーを左翼スタンド中段へ運ばれ、痛恨の勝ち越し2ランを浴びた。
前日登板の先発・石川、2番手・又吉に続き、東浜も山賊打線に2被弾。今季3勝目は手にできず初黒星を喫した右腕は「打たれ方が良くなかった。1本目のホームランは、追い込んでから、2本目はカウントを悪くしてから打たれてしまった。追いついてもらった直後だったので、何とか抑えなければいけない場面だった。イニングを投げる事ができず、チームに申し訳ないです」とコメントした。
ここまで12連敗中だった相手の先発左腕・隅田を打線も攻略できないまま終わり、プロ2勝目を献上。それでも意地を見せたのが、今季初昇格のこの日「8番・右翼」でスタメンに名を連ねた高卒6年目の増田珠内野手(23)だった。1点を追う4回一死から隅田の投じた外角への直球に食らいつき、中堅左を破る適時二塁打を放って1―1。即スタメン起用に応えた23歳の若武者は同点打について「とにかくつなぐことだけを考えて打席に入りました。結果的にタイムリーを打つことができて良かったです」と振り返った。
さらに2点を追う9回には先頭で打席に立ち、相手守護神・増田に追い込まれながらも144キロの内角直球を芯でとらえ、左翼席へ今季初&プロ2号ソロをマーク。だが反撃はここまでで最後は1点差に泣いた。
試合後の藤本博史監督(59)は投手陣に「(前日から)ちょっとホームランが打たれ過ぎ。ホームランで流れ、変わるからね」と苦言。それでも1本塁打を含む2安打2打点の増田に関しては「よう打ったと思うよ」と評し「自分のバッティングができている。これを続けてくれたら、それこそレギュラーになっていくんじゃないか」と目を細めていた。












