日本ハムの「負の連鎖」が止まらない。連敗で迎えた18日のロッテ戦(エスコン)も2―4で競り負けた。

 3回にルーキー・奈良間のプロ初本塁打で先制したものの、直後の4回に先発・金村が暴投などで2失点。あっさり逆転されると、1点ビハインドで迎えた6回にも二死一、二塁から相手4番・山口に2点適時二塁打を浴び、息の根を止められた。

 これでチームは3連敗となり、計15試合で4勝11敗の借金「7」。新庄剛志監督(51)がシーズン前に「すべて勝つつもりで行く」と語っていた開幕20試合の負け越しが早くも決まった。

 他球団に比べ明らかに戦力が劣るため、容易に勝てないことはファンならずとも理解している。だが、このところの日本ハムは「負け方」が悪い。ミスで自滅の展開が繰り返されているからだ。

 すでにチームは今月5日のロッテ戦で救援の玉井が暴投で2失点。16日の西武戦でも守護神・石川が連続暴投で3失点したばかり。その記憶が鮮明に残るこの日も、金村が連続暴投で失点を許した。致命傷となった6回の2失点も奈良間の失策が起点だった。

 ミスによる失点を防いでいれば、ここ数試合は互角の戦いができたはず。だが、チーム失策数がリーグ最多の7を記録する今のチームはそれができない。これでは投手が好投しても打線が援護しても、勝利の女神はほほえまない。

 チームの惨状を象徴するようにこの日の本拠地・エスコンフィールドのスタンドは内外野ともに空席が目立った。観客数はついに2万人を切り1万6606人にまで落ち込んだ。新球場開場から1か月を待たずしてこの閑散ぶりは寂し過ぎる。

 新庄監督は試合後、チーム状況について「毎日、このメンバーを出せば何とか点を取って勝ちにつなげられるっていうのを考えながら、データを見て、調子を見てやってるんですけど…。それがうまくいかないところは自分に責任がある」と渋い表情。

 その上で「何かをきっかけにね。1人、2人の選手が作ってくれたら乗っていけるチームなので。下を向かずに上を向いてやっていきます」と気丈に振る舞った。

 悪い流れを断ち切るきっかけは訪れるのか。

「選手はまだ明るいでしょ。それでいい。オレが一番しょんぼりしてる。オレだけ枕、濡らしておきますよ」

 最後に発した〝新庄節〟に一縷の望みを託すしかない。