ヤクルトの奥川恭伸投手(22)が18日にイースタン・リーグのロッテ戦(戸田)で実戦に復帰した。2022年3月29日の巨人戦で右ひじを痛めて以来、385日ぶりの実戦登板。1イニングを無安打無失点と好投した。

 初球にこの日の最速151キロの直球を投げ込むと先頭・勝又をテンポ良く空振り三振に切った。続く2番・和田と3番・西川も投ゴロに打ち取り、わずか9球で三者凡退。スライダーやフォークなどの変化球を丁寧にコースに投げ分け、完璧といえる投球を見せた。

 背番号18を背負ってから、初めて先発のマウンド。自身の投球を「自分のフルに近い出力を出すのがテーマだった。思ったより投げられた」と安堵の表情で振り返り「昨年はずっと暗闇にいた感じだった。今日は不安や痛みなく、楽しかった」と明かした。
 
 久々に実戦登板した未来のエースにファンからは温かい拍手が送られた。完全復活に向け今後は「球数やイニング数を増やしていけたら」と着実に進んでいく。