来季を完全復活の1年にする。ヤクルトの奥川恭伸投手(21)が5日、東京都内の球団事務所で契約交渉に臨み、900万円減の年俸2700万円で更改した。今季はケガなどの影響でわずか1試合の登板にとどまり、0勝0敗で防御率は2・25だった。

 球団から「一軍のマウンドに戻ってきてほしい」と言葉を掛けられたという奥川。シーズン中は寮で一軍の試合を見ていたと明かした右腕は「みんなの活躍を見ながら何もできない自分がすごく…ふがいないというか。すごく悔しい1年に終わった」と唇をかんだ。

 さらに今季は星稜の後輩・内山壮や同期入団の長岡が一軍で活躍。それもテレビで見ていた奥川は「自分は何やってるんだろうなとか思った時期もありましたけど…今はとにかく前向きに。来季、自分も(他の選手と)一緒に同じグラウンドに立ってプレーしたいなという気持ち」と話した。

 背番号が11から「18」に変わる来季の目標を「復帰」と色紙に書いた。今後のオフについては「これからの状況次第のところもある」と詳細は避けたものの、来季へ向け「ケガをする前よりも、さらにパワーアップして完全復活というところでもう1度、チームの力になれるように頑張りたい」と力を込めた。(金額は推定)