「2022 ユーキャン新語・流行語大賞」(自由国民社『現代用語の基礎知識』選)が1日発表され、「村神様」が年間大賞に輝いた。トップテンには「キーウ」「きつねダンス」「国葬儀」などが選ばれた。
受賞語は11月4日に発表された候補30語から選考委員が選出。今季プロ野球で王貞治を超えて日本選手最多となるシーズン56本塁打、史上初の5打席連続本塁打、史上最年少3冠王など圧倒的な成績を残したヤクルト・村上宗隆内野手を神に例えた「村神様」が今年を象徴する言葉となった。トップテンには球団親会社の商品名「Yakult(ヤクルト)1000」も選ばれ、ヤクルトは〝2冠〟を得た。
「キーウ」は、ロシアのウクライナ侵攻後、首都の呼称でこれまで多かったロシア語の発音に由来する「キエフ」に代わって採用するメディアなどが増えた。「きつねダンス」はプロ野球日本ハムの応援ダンス。凶弾に倒れた安倍晋三元首相を追悼した「国葬儀」を巡っては世論が賛否で割れ、論争を呼んだ。
以上のほか、「宗教2世」「知らんけど」「スマホショルダー」「てまえどり」「悪い円安」もトップテン入り。高校野球で夏の甲子園を制した仙台育英の須江航監督が優勝インタビューで発した「青春って、すごく密なので」が選考委員特別賞を受賞した。
選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「去年から引き続いて、今年も何だか面白くないことが多く、ことばの世界ぐらいは少し明るいものを選びたいと思い、すると野球が中心になってしまった。優れた選手の登場は喜ばしいのだが、ほかにもそのような新鮮な顔ぶれが見たいものだとおもう」とコメント。
漫画家やくみつる氏は釈明として「サッカーW杯カタール大会で爆誕した『ドーハの歓喜』、時期的に拾い得ませんでした。なにしろまだ大会期間中でもあり、今後の展開次第ではさらなる強い流行語が生まれないとも限りませんからね。目下、ソレ待ちです」とコメントを寄せた。












