【米国マサチューセッツ州ボストン17日(日本時間18日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(29)はエンゼルス戦に「4番DH」で先発し、4打数無安打1四球に終わり、打率は1割8分6厘に下がった。レッドソックスは最終回に1点を返し、1点差まで追い上げるが、二死一、二塁で三飛に倒れた吉田が最後の打者となり、4―5で敗れた。

 吉田は大谷翔平投手(28)とのメジャー初対決となった初回、二死三塁で迎えた第1打席は3球続いたスイーパーで1―2と追い込まれると、4球目の真ん中高めの98マイルのストレートをフルスイングも空振り三振。「しっかりと組み立てられて、最後の真っすぐ、1球で仕留められた」と振り返った。なお、試合が3回表に雨天による1時間25分に及ぶ中断があり、注目の対決はこの1打席のみ。

 吉田は「またチャンスがあればなんとか対策を取っていきたい」と話した。

 2番手左腕ロバートソンとは2度対戦し、4回の第2打席は一死二塁でフルカウントから四球を選び出塁、6回無死一塁で迎えた第3打席は2―2からの5球目、76マイルのカーブをバットの先で捉えた分打球が伸びず、右飛に倒れた。

 スタンドからのヨシコールを受けた第4打席は5番手左腕キハダのスライダーを打たされ二ゴロに。抑えのエステベスと対戦した9回の第5打席は、一打同点、長打で逆転サヨナラという絶好のチャンスで回ってきたが、1―2からの4球目、97マイルのストレートに差し込まれ、力のない三飛に倒れて試合終了となった。この打席も含め、前日の第2打席からファーストスイングが空振りかファウルという内容が続いている吉田は「結果が全てだと思う。ストライクに来た球をキッチリ捉えられていない」と言い訳は一切せず。今は、どこを修正し、どう適応していくべきかの試行錯誤を続けている段階だが、技術面について語るのは容易ではない。

 吉田はシンプルに「タイミング(の問題)もあると思う」と説明した。

 侍ジャパンで共に戦った大谷との対戦は「一打席しかなかったが、結果を出せなかった」とも話した吉田。翌18日(同19日)からのツインズ戦に向け「切り替えてやるしかない。次に向けてしっかりまた準備をすることしかできない」と静かに語り、身体のトリートメントを行うため、トレーナー室へと戻っていった。