まさに踏んだり蹴ったりだ。全日本プロレスの前3冠ヘビー級王者・宮原健斗(34)が、相次ぐ〝災難〟に見舞われた。
10日に神奈川・横浜市保土ヶ谷公会堂で行われた春の祭典「チャンピオン・カーニバル」Aブロック公式戦で、極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」の斉藤ジュン(36)と激突。ビッグブーツで場外に落とすが、エプロンからのブラックアウト(ヒザ蹴り)をラリアートで迎撃され悶絶。客席を連れ回され、苦しい展開が続いた。
何とかジュンの串刺しビッグブーツを耐え、193センチ、115キロの巨体をカウンターのジャーマンで放り投げるが、その後も規格外のパワーに手こずった。最後はコブラクラッチスラムを狙うジュンを丸め込み、執念の3カウント。8日の開幕戦(後楽園)では青柳優馬に不覚を喫したが、これで1勝1敗と星取りを五分に戻した。
だが、試合後のジュンは大暴れで、ラリアートを食らった宮原はダウン。しかも、フラフラになって立ち上がったところを、15日の名古屋大会で激突する本田竜輝に襲撃され、ファイナルベント(変型パワーボム)でマットに叩きつけられた宮原は、またも大の字に。
「オイ、クソガキ! 名古屋で俺を5分以内に仕留めるだって? バカなこと言ってんじゃねえ。俺がお前を秒殺で仕留めてやるから、覚悟しておけ」と屈辱的な言葉まで吐き捨てられた。
セコンドに担がれてバックステージに現れた宮原は意識もうろうで、「はあ? 何で? 意味わかんねえ。誰?」と声を絞りだすのがやっと。小島聡、ヨシタツを破って勢いに乗る本田との公式戦に黄信号だ。













