【アナハイム7日(日本時間8日)発】エンゼルスの大谷翔平投手(28)は本拠地開幕戦のブルージェイズ戦に「3番・DH」で名を連ねた。練習中にグラウンドで花巻東の先輩、菊池雄星投手(31)を見つけると笑顔でグータッチした。

 本拠地での開幕を記念して試合開始の6時間前からホームゲート前に真っ赤なじゅうたんを敷き、セレモニーを開催した。選手らが順番にレッドカーペットを歩き、インタビューに答えたり、サインをするなどファンらと交流した。

 大谷も午後2時半に「ショウヘイ」コールが上がる中、白のユニホームとニューバランスの赤色のシューズを履いて登場。ファンに手を振りながら貫禄たっぷりで歩き、金の「2023」サイン前で写真用にポーズを取った後で、地元ラジオ局「AM830」に出演した。

 司会者にWBCで主砲マイク・トラウト外野手(31)との史上最高の対戦について聞かれ「特別な瞬間だった。今はトラウト選手もチームメートなので、もう一回世界一を目指して頑張りたいと思います」と力を込めた。

 今年のエンゼルスについては「ここまでの戦いでもそうですけど、チームの雰囲気も素晴らしいですし、一人ひとりの仕事もちゃんと行って頑張っていると思うので、今の流れで行けるところまでしっかり行ければ、(ポストシーズン出場を)十分に狙えると思う」と自信をのぞかせた。

 ファンが最も沸いたのは通訳、水原一平氏との関係についての質問だった。司会者が「通訳との信頼関係はどのくらい大事か?」と聞かれると「多少信頼しているかな」とニヤリ。ファンを笑わせた。

 投打二刀流の難しさについては「時間がないなと思います」と準備が大変とした。常に注目されて疲れないかと問われると「疲れるとかはないです。ありがたいなという方が勝ってますし、今もこうやって多くの人に見てもらってありがたいなと思っています」とファンに感謝した。

 オフの過ごし方について「ゲームもたまにしますし、お風呂も好きなのでゆっくり入ったりとか、ホテルでもゆっくりしたりとか、一人の時間は割と好きな方かなと思います」と明かした。

 限られた時間だったが、会場からは何度も「MVP!」「ショウヘイ!」コールが起こるなど、終始笑顔で楽しんでいた。