不調な時でもチームに勝利をもたらす、それがエースだ。エンゼルス・大谷翔平投手(28)は5日(日本時間6日)に敵地マリナーズ戦(T―モバイル・パーク)に「3番・投手兼DH」で先発登板。制球にやや苦しみながらも6回111球を投げ、1失点で今季初勝利を飾った。この投球内容を米メディアもこぞって激賞している。
地元紙「オレンジカウンティー・レジスター」は「ショウヘイ・オオタニは自分がどれだけすごいかを調子が良くない投球で実演した」と批評。記事中ではネビン監督が「5回が終わった時、ダッグアウトでのオオタニがまだマウンドに戻りたい様子だった」と話したことなども紹介している。
MLB公式サイトは「オオタニは自分のペースを見つけるまで踏ん張った」との見出しをつけ「野球を見る人たちが、もし水曜の午後にT―モバイル・パークのフィールドに立ったバージョンのショウヘイ・オオタニがビンテージ品以下だと感じるなら今季のエンゼルスは大丈夫だ」と独特の表現でリポート。つまり普段の大谷の投球はもっと“上等品”であるから“下級品”でも勝てる今季のエンゼルスにはチャンスがあるという意味だ。
一方、有力紙「ロサンゼルス・タイムズ」は6日(同7日)にエンゼルスのオープニングウイーク(開幕週間)について総評。「来季にショウヘイ・オオタニがいる保証がないエンゼルスにとって今季はとても重要。8年以上にわたってプレーオフから枯渇している状況に終止符を打とうとしているエンゼルスが開幕週間を勝利で始められたのだ」とつづっている。
そして「ショウヘイ・オオタニは過去2シーズンから全くスローダウンしていない。(今季の)2度の先発登板において、彼が試合に出ている時はエースなのだということを(大谷自身が)全てを使って証明した」とし「たとえ制球力がベストでない時でも彼はエースなのだ」との言葉で締めている。
果たして大谷が完璧な投球を見せたらどうなるのか――。米メディアは次回以降の登板も大いに注目している。












