【米ニューヨーク7日(日本時間8日)発】メッツの千賀滉大投手(30)が本拠地開幕セレモニーで、地元ファンから熱烈な歓迎を受けた。2日(同3日)の敵地マーリンズ戦でメジャー初登板初勝利。すでに市民権を得た「ゴーストフォーク」で全8三振を奪う鮮烈なデビューで、ファンの心をわしづかみにした証拠だ。
試合前にグラウンド上に整列し、一人ひとり名前を呼ばれるセレモニーで「コウダイ、センガ!」とアナウンスされると、シティ・フィールドはこの日一番の歓声に包まれた。続いて紹介された昨年を含めサイ・ヤング賞3度の剛腕バーランダーに負けないファンの反応に期待値の高さがうかがえた。
8日(同9日)のマーリンズ戦で待望の本拠地初登板に臨む。ニューヨークはまだ寒さが厳しく、手がかじかむほどに冷え込んでいるため、練習では何度も息を吹きかけて指先を温める姿があった。ランニング、キャッチボールと軽めの調整を終えると、行列をなしたファンの求めに応じて即席サイン会を実施。体が冷えるのも気にせず、10分ほどペンを走らせた。
ファンの期待が高まるほどに力も入る。2戦連続で同じチームとの対戦。前回登板直後には、すでに次戦を見据えていた。「初対戦なのでどう考えても投手有利だった。次から何巡もしてデータが揃う中で、抑えるのが本当のメジャーリーガーだと思っている。そこから自分がもっともっとステップアップしていかないとやられてしまう。そこに対してはもっと安定感を出していきたい」。自ら真価を問う本拠地デビュー戦。気合十分だ。










