競泳の日本選手権3日目(6日、東京アクアティクスセンター)、男子100メートル自由形決勝は、東京五輪代表の松元克央(26=ミツウロコ)が47秒85の日本新記録で優勝。200メートルに続き、世界選手権(7月、福岡)の代表を確実にした。
愛称〝カツオ〟。まるで本家のごとく、スピード満点の泳ぎを見せつけた。前半の50メートルを22秒96で入ると、後半は日本記録(47秒87)保持者だった中村克(29=イトマン東進)を引き離した。「思った以上のタイムが出て、自分でもびっくりしている。本当にうれしくて、頭が回らない」と声を弾ませた。
2019年世界選手権は、200メートルで日本人初の銀メダルを獲得。しかし表彰台が期待された東京五輪は予選敗退に終わった。その後も苦しい時期を過ごしたが、悔しさを味わった東京五輪の会場で見事な復活劇を披露。「日本の短距離、自由形の歴史を進められたのは光栄。世界と戦ってみたいなと思う」と手応えをつかんだ。
世界の猛者たちも好タイムをマークするなど、日に日に進化を遂げている。だが、松元も負けるつもりはない。「もう一度目標を設定して、覚悟を決めて(練習に)取り組んでいきたい。笑顔で終わって、メダルを持ち帰って、お世話になっている人たちにかけられるような夏にしたい」。自国開催の世界選手権で〝カツオ〟の強さを改めて証明してみせる。












