3クラブによる異例の〝同居〟で共存できるのか――。バスケットボールのりそなBリーグ1部(B1)SR渋谷が7日、都内で来季に向けた会見を行った。
今秋から行われる新たなトップリーグ「Bリーグ・プレミア」に向け、ホームタウンを渋谷区から江東区へ移転。本拠地を青山学院記念館からB1・A東京と共同使用でトヨタアリーナ東京に移転する。
リーグの規定上、地域名の変更が必要なことから、チーム名は来季から「東京サンロッカーズ」となった。SR渋谷の神田康範社長は、会見でクラブの歴史を残しつつ「東京のカルチャーになるという覚悟を示した」と命名の思いを明かした。
さらに会見後、取材に応じた神田社長は渋谷区では「意外と当日券が売れたり、初めて来る人が多いというのは肌感覚として間違いなくあった」と好立地ならではの集客があったことを明かした。
一方で、新たなホームとなる江東区は「一定のファン層がいながらも、ファミリー層が可能性として出てくるのではと思っているので、そこの打ち出し方や1回目に来ていただくアプローチの仕方の戦略は変えていかなければと思う」と客層の違いを指摘する。
移転によって、Bリーグで江東区をホームタウンとするチームはA東京、B3の東京Uと計3チームとなった。今後はファンの獲得競争も予想されるが、神田社長は「どこのチームも1万人を週2回を、まだ入れられないレベル」とBリーグの現状を示した上で「江東区を3チームで盛り上げて、バスケ層を発掘していく段階だと思っている。(A東京の)林(邦彦)社長も同じ考えだと思う。競合してファンを取り合おうとは、どのチームも思っていないのでは」。試合日は異なるため、同じホームタウンのチームの観客を呼び込み、結果として競技普及につながるとした。
3チームがうまく共存して相乗効果を生み、Bリーグのさらなる盛り上がりに寄与できるか。












