中日・立浪和義監督(53)が開幕3戦目から大胆なタクトを振った。2日の巨人戦(東京ドーム)ではビシエドをベンチ入りメンバーから外し、2番・カリステ、3番・アルモンテ、4番・アキーノの外国人トリオをスタメンに並べたのだ。

 8回に3番手・清水が丸に一発を浴びて試合は2―3で敗れたものの、1点を追う8回には一死からアルモンテが右翼への二塁打で出塁。ビシエドに代わって一塁に入った6番・細川が同点となる左前適時打を放つなど、立浪監督の抜てきに選手たちは応えた。

 昨季まで不動の4番だったビシエドを開幕3戦目でいきなりベンチ入りメンバーから外すのは、立浪監督ならではの思い切った采配といえるだろう。この大胆な決断にはOBの間からも「さすが立浪監督。全然アリだよ」「いろんなバリエーションを試そうとしているんだろう」と賛成の声があがっている。

調子が上がらないビシエド
調子が上がらないビシエド

 コーチ経験のあるOBの1人は「今のビシエドは状態が悪い。バットが出てこなくて速球に対応できないし、差し込まれるケースが多いから(スタメンから外すのは)正解。立浪監督はビシエド不在のケースでの起用法や、作戦もいろいろ考えているんでしょう」と立浪監督の〝ビシエド外し〟を全面支持。

 別のOBも「これまでのビシエド頼みから変えていこうということなんじゃないか。外国人選手の間でも競争が起これば、みんな必死になる」と打線の活発化につながると見ている。

 開幕3連戦に負け越したとはいえ、中日投手陣は3試合とも巨人打線を3点以内に抑えた。今季も投手陣は十分期待できるだけに、後は点を取るだけ。得点力不足解消に向けて、立浪監督が次にどんな手を打ってくるのか注目だ。