WBC1次ラウンドB組の韓国戦(10日、東京ドーム)で右手小指を骨折しながら、守備の要として侍ジャパンの3大会ぶり3度目の優勝に貢献した西武・源田壮亮内野手(30)の今後が不透明なままだ。

 オープン戦最終戦となった26日のDeNA戦(ベルーナ)でチームに合流したが、試合前の全体アップに参加したのみ。世界制覇の瞬間を「あの景色というのは一生忘れないでしょうし、ワクワクしました」と振り返った一方で、今後については「ちょっとアレですね…」と言葉を濁した。

 5日後に迫った開幕に向けて、松井監督も「今本人と話しているところ。何かお話しできることはありません」と難しい状況を語るしかなかった。一部で「全治3か月」とも報道されている患部の診断結果が公表されていないことが気掛かりだが、それはナインも同じだ。

 主将の源田と二遊間を組む副主将・外崎修汰内野手(30)は「詳しくは聞いていませんけど、僕の時は脱臼だったので(今回は)違うんじゃないですか? それでも(痛み止めの)ボルタレンは飲みましたし、突き指のつらいバージョンだった。あの時はすぐに引っ張ってハメましたけど、骨折だったらもっと痛いでしょう。怖いですよ。すごいなと思って見ていました」と源田の不屈の闘志には感心するとともに、2019年4月12日のオリックス戦で自身も帰塁の際に同じ右手小指を突いて脱臼した経験から、僚友の状態を推測した。

 源田が開幕に間に合わないケースもあり得る。外崎は源田抜きの開幕戦を想定し「(二遊間を)誰と組んでもやりにくいとかはないですが、自分が引っ張っていかないといけない。状況でどっちがベースカバーに入るとか、こっちに来そうだなというのは(若手には)まだ分からないと思う。ゲンと組む時よりは、気持ちが入る場面が増えてくると思う」と気を引き締めていた。