WBC1次ラウンドの韓国戦(10日、東京ドーム)で右手小指を骨折しながら準々決勝以降の3試合に強行出場。侍ジャパンに守備の安定をもたらし3大会ぶり3度目の優勝に貢献した西武・源田壮亮内野手(30)が26日、チームに合流した。

 源田は大谷のトラウト斬りで日本が3大会ぶり3度目の優勝を決めた21日(日本時間22日)決勝戦後のシャンパンファイトで歓喜の輪を外れロッカーの片隅で正座をし、しみじみと冷えたバドワイザーを飲んでいた場面を振り返った。

「あれは最初はっちゃけていたんですけど、シャンパンが目に入って目を洗いに行った。戻ってきて、落ち着いてビールを飲んで座っていたら(山本)由伸か誰かが氷いっぱい持ってきてくれて『小指冷やしてください』っていわれて、そこで座って小指を冷やしながら飲んでいました」

 シャンパンファイトの間も周囲のナインが源田の負傷を気遣い患部をアイシングしながら優勝の味を噛み締めていたという。

 源田は「宮崎合宿から一環してチームの雰囲気はすごくよかったです」と感謝。ただ10日の韓国戦、3回の帰塁で右手小指を骨折した直後のベンチ裏で栗山監督が「(トレーナーが)『指が完全に横向いてます』と。ボルタレン(痛み止め)を普通は水で飲むんですけど、そのままラムネみたいに口に突っ込んでバーっとセカンドに戻った。その魂に感動した」と語っていた感動シーンについては「水でちゃんと飲みました(笑い)」(源田)と脚色部分を冷静に訂正していた。