松井稼頭央監督(47)が率いる新生・西武の課題が浮き彫りとなっている。
オープン戦は24日現在、13試合でチーム防御率は12球団トップの1・89。先発転向1年目の平良が、3試合14イニングを連続無失点と万全な仕上がりを見せる一方、高橋光、今井、松本、エンスらの先発5本柱も好調だ。
しかし、打線の方はチーム打率2割、同得点34とも12球団ワースト。ここにWBC組で右手小指骨折を押し強行出場した〝不屈の侍〟源田の状態がどうなのか。また、大会中は控えで7試合のトータル打席が7打席と試合勘が不安視される山川がどのように戦列復帰してくるのか。松井監督の不安は絶えない。
近年課題の1番打者についても、13試合で新外国人・ペイトン、鈴木将、金子、長谷川、西川、山野辺と6人を起用し、今年も試行錯誤が繰り返されている。松井監督は就任直後からこの課題について「固定できるのが一番いいけど、鍛えながらだと思います。試合で経験させながら。今はまだ固定できない」と保留してきた。
そんな1番問題に、ファンからは「ヌートバーを何とかできないだろうか」「せっかくの〝フランチャイズプレーヤー〟なのに」「1番・中堅はピンズド」といった待望論がSNSなどで噴出している。
WBC侍ジャパンに日系人選手として初選出されたヌートバーは、そのガッツあふれる全力プレーと「ニッポンダイスキ~」という人間性で、日本人のハートをわしづかみ。わずか3週間で国民的プレーヤーとなった。
母親の久美子さんが西武がフランチャイズとする埼玉・東松山市出身という〝縁〟もあり、とりわけライオンズファンが敏感に反応しているのだ。
もちろん、まだ25歳で今回のWBC優勝に付随して日本人ファンまで連れてきた有望株を所属するカージナルスも簡単には手放せない。
西武としては開幕に向け「ヌートバー待望論」を打ち消すようなサプライズな展開に持ち込みたいところだが…。











