WBC1次ラウンドの韓国戦(10日、東京ドーム)で右手小指を骨折しながら侍ジャパンに守備の安定をもたらし3大会ぶり3度目の優勝に貢献した西武・源田壮亮内野手(30)が26日、チームに合流した。

 源田は全体アップに加わったのみで打撃練習、守備練習は行わず集まったメディアに対応した。

 チームでは主将を務める源田は「みんな『おめでとう』といってくれました。(副主将の外崎と)ちょっと話しました。(ベルーナドームの人工)芝が替わりましたし、(今年の)サインの話もしました。(本拠地の寒さが)ライオンズに戻って来た感はあります(笑い)」と語り笑顔を見せた。

 その上で右手小指を骨折した10日、韓国戦の3回の生々しい状況をこう振り返った。

「(痛み止めのボルタレンは)ちゃんと水で飲みました(笑い)。でもベンチ裏に戻って来て走塁用の手袋を外した時に『あっ、これちょっとこのままは無理だな』と思ったんですけど、走塁はたぶん行けると思ったので、中野選手が近くにいたので『走塁行ってくるからその間にちょっと準備しといて』と言ってグラウンドに戻りました」

 その言葉を受け4回の守備から交代した中野に対しては「すごく一流の選手ですし、あとは任せたという感じで行きました」と信頼感を語った。

 全治3カ月とも言われている小指の状態については松井監督やチームドクター、トレーナー、渡辺GMら球団との話し合いが済んでいないことから源田は「ちょっとアレですね…」と言葉を濁した。

 その上で「やっぱりWBCというのは小さい頃から一番憧れていた大会なので栗山監督から最初の12人に選んでいただいてましたし、ショートは絶対に自分が守り切るんだという思いはありました。ライオンズの球団にも『源ちゃんの意思を尊重する』と言ってもらいましたし、途中で抜けたらたぶん一生後悔するだろうといってもらって、本当に感謝しています」と激闘の裏にあった強い思いと感謝を語っていた。