第5回WBC決勝戦(マイアミ)で侍ジャパンが3―2で前回優勝国の米国を下し2009年の第2回大会以来3大会、14年ぶりのV奪回を果たした。日本の優勝は最多の3度目となった。

 その最後の場面となったのは大谷翔平VSマイク・トラウトというエンゼルスの両雄対決だった。

 ベッツを二ゴロ併殺に打ち取りあとアウトひとつという場面で大谷はトラウトに最速164キロを含む160キロ超のストレート4球で空振りを2つ奪いフルカウントとする。

 そして最後のボールはストライクゾーンを内角から外角へと横切る切れ味抜群の140キロスライダーで空振り三振。優勝が決まった瞬間、大谷はグラブと帽子を投げ捨て喜びを表現。侍ナインの歓喜の輪に飛び込んだ。

 ダルビッシュから受け継いだ9回のマウンドで魂の15球で日本の悲願を成就させた。